🍄海外の人が驚く!「しいたけ茶」という日本の知恵
投稿日:2025年6月14日|カテゴリー:しいたけ茶の魅力
「ティー」といえば、ハーブティーや紅茶、緑茶を思い浮かべる方が多いかもしれません。でも日本には、もっと奥深くて、体に優しい“和のティー”が存在します。それが、しいたけ茶です。
◆ しいたけ茶って何?
しいたけ茶とは、干し椎茸を粉末にしたものや、乾燥スライスを使って作るお茶のこと。お湯に溶かすだけで簡単に飲めて、味わいはまるで「出汁(だし)」のように深く、旨味が凝縮された独特の風味があります。
海外の方にとっては「キノコでお茶?」と驚かれることも多いですが、その味と香りにハマる人も少なくありません。
◆ 日本ならではの“旨味”文化から生まれた
しいたけ茶のベースとなるのは、干し椎茸に含まれる「グアニル酸」という旨味成分。これは昆布の「グルタミン酸」、かつお節の「イノシン酸」と並ぶ三大うま味のひとつです。
つまり、しいたけ茶を飲むということは、日本が誇る「だし文化」を手軽に体験できるということ。和食が世界無形文化遺産となった背景にも、「旨味」が深く関係しています。
◆ 海外での反応は?
アメリカやヨーロッパでも、ヴィーガンやグルテンフリーなど健康志向の高まりとともに、「だし」や「旨味」への注目が集まっています。その中で、しいたけ茶は「低カロリーで動物性成分ゼロのスーパーフードティー」として関心を集めています。
特に料理好きな人や、腸活をしている人には「塩分控えめでもおいしい!」と好評です。
◆ どんな人におすすめ?
- カフェインを控えたい人
- ダイエット中でスープ代わりにしたい人
- ヴィーガン・ベジタリアンの人
- 料理好きで和風出汁に興味がある人
日常の飲み物としてだけでなく、調味料のように料理に加えるのもおすすめ。炊き込みご飯、味噌汁、煮物、どんな料理も一段と風味豊かになります。
◆ まとめ|日本の知恵をおすそわけ
しいたけ茶は、日本人が古くから育んできた「食の知恵」がぎゅっと詰まった一杯です。海外の人にとっては新鮮でも、日本では昔から当たり前のように飲まれてきました。
忙しい毎日でも、ホッとひと息つきたいときに、ぜひ「しいたけ茶」を。自然の旨味と香りで、心と体をやさしく整えてくれるはずです。
🍄椎茸としめじの椎茸茶おこわ
~里山の香りいっぱい♪炊飯器で手軽に~
干し椎茸のコク、しめじの食感、そして椎茸茶の香り。三つのきのこのハーモニーで、心も体もほっとするおこわが炊飯器ひとつで作れます♪
◎材料(2~3人分)
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もち米:2合(洗って30分以上水に浸けてからザルに上げておく)
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干し椎茸:4〜5枚(戻してスライス)
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生椎茸:3〜4枚(スライス)
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しめじ:1パック(石づきを取り小房に分ける)
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油揚げ:1/2枚(油抜きして細切り)
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生姜(千切り):少し(お好みで)
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三つ葉:飾り用に少し
【調味液(A)】
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椎茸茶(粉末またはティーバッグ):大さじ1(ティーバッグなら1袋)
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水:400ml(もち米に合わせて調整)
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酒:大さじ2
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みりん:大さじ1
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薄口醤油:大さじ1.5
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塩:小さじ1/4
◎作り方(炊飯器でOK♪)
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干し椎茸を戻す
水またはぬるま湯で1時間ほど戻し、戻し汁は取っておく。椎茸はスライスする。 -
調味液を作る
鍋や電子レンジで【A】を軽く温め、椎茸茶を溶かして香りを引き出す(酒のアルコールを飛ばすため)。 -
具材を軽く炒める(風味アップ♪)
フライパンにごま油(小さじ1程度)をひき、干し椎茸・生椎茸・しめじ・油揚げを炒める。生姜もお好みで一緒に。 -
炊飯器にセット
炊飯器にもち米と、【A】の調味液+干し椎茸の戻し汁を合わせて2合の目盛りまで注ぐ。炒めた具材をのせて、軽く混ぜる。 -
炊飯スタート!
「炊き込みモード」や「おこわモード」があればベスト。なければ普通炊飯でもOK!炊き上がったら10分ほど蒸らす。 -
仕上げ&盛り付け
さっくり混ぜて器に盛り、三つ葉を散らしたら完成♪
◎ちょっとしたコツ♪
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戻し汁を加えると、椎茸のうま味がぐっと深まります。
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蒸し器がなくても、炊飯器で本格的な味に!
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ごま油や生姜の香りで、食欲アップ!
🍚忙しい日でもほっこりしたい時にぴったり♪
冷めても美味しいので、おにぎりにしてお弁当にも◎
ぜひご家族で、自然の恵みを味わってください。
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