これは、クライミング用品としてはちょっとマニアックな部類に入る、アメリカ・ブラックダイヤモンド社の「デイジーチェーン」という道具です。

使い方がイマイチよく分からんかったので、ネットで調べてみたところ……なんとまぁ、使い方を間違えると、かなり危険な道具やと判明しました。
んが!
本体に書かれている注意書きといえば、
「WARNING Climbing is dangerous」(警告:登山は危険です)
……それだけ。

いやいやいや、日本やったら普通、
「※こういう使い方は危険です」
「※ここにカラビナかけたらあきまへん」
とか、もっと具体的に書くやろうに。
なんやろうな……
「山男はおおらかで細かいことは気にしない」ってこと?
「アメリカ人は器がデカいから、いちいち言わんでもええやろ」ってこと?
……もやもやします。
実際、もし事故にあって滑落してる最中にこの注意書きが頭に浮かんだとして、
**「Climbing is dangerous」**って……
そんなことは、分かってますうううッ!!
いちいち言われんでもぉぉぉ!!
って叫びながら落ちていくのかと思うと、もう泣けてきますやん。
こんな注意書きじゃ……
死んでも浮かばれへんで、ほんま。
【図解:「デイジーチェーンの正しい使い方」】
- クライミング用のハーネスからデイジーチェーンを出し、各ループに体重をかけるのではなく「一番末端のみ」にカラビナを接続する。
- 各ループに直接カラビナでぶら下がるのは✕(破断の恐れ)。
- デイジーチェーンは「調整可能な長さで自己ビレイを取るための道具」として使用。
- ロープやランヤードと混同しない。

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