原木しいたけを100%使ったしいたけ茶です。いろいろな料理にもピッタリ!

teritako@gmail.com

里山雑記

火事と喧嘩は江戸の華──「八・九・十の喧嘩」

ここ東京都中央区新川は、江戸時代には「霊岸島」と呼ばれていました。現在はその名残も、交差点の信号名にわずかに留めるのみです。ですが、実はこの地は、江戸町火消し同士による最大規模の喧嘩があった場所として知られています。江戸中期、享保3(171...
里山雑記

今日の里山雑記 ― バットフィッシュの不思議

新橋で見かける酔っぱらいのおじさんの話ではありません。今日は、海の底にひっそり暮らすちょっと風変わりな魚「バットフィッシュ」をご紹介します。バットフィッシュは、アンコウの仲間で「アカツグ科」というグループに属するユニークな魚です。名前からし...
里山雑記

今日の里山雑記 ― オールドパーは褒められた

オールドパーことトーマス・パーは、152歳まで生きたといわれるイングランド人です。80歳で結婚し、1男1女をもうけたとされます。彼自身は長寿の秘訣を「菜食主義と節度ある生活」と語っていますが、実のところ私生活は少々奔放だったようです。100...
きのこを科学する

【きのこの香りの秘密】マツタケ、シイタケ…食欲をそそる香り成分とは?

【きのこの香りの秘密】マツタケ、シイタケ…食欲をそそる香り成分とは?きのこの魅力は、なんといってもその「香り」です。「香りマツタケ、味シメジ」と昔から言われるように、日本人は特に香り豊かなきのこを珍重してきました。では、あの独特の香りはどこ...
きのこを科学する

風に頼らないキノコの戦略:キノコバエが運ぶ胞子と不思議な共生

🍄 キノコとキノコバエは「花とミツバチ」のような関係?胞子を運ぶ仕組みを解説森の中でキノコをよく観察すると、小さなハエが集まっていることに気づく人も多いでしょう。 これらは「キノコバエ」と呼ばれる虫たちで、キノコの胞子散布に重要な役割を果た...
きのこを科学する

しいたけの雑菌・害菌のおはなし

しいたけ栽培の天敵「雑菌」「害菌」とは?しいたけ茶の美味しさを支えるのは、安心安全なしいたけ栽培。その背景には「雑菌」や「害菌」との地道な戦いがあります。ここでは雑菌とは何か、代表的な害菌についてご紹介します。雑菌とは?雑菌はしいたけ菌と同...
きのこを科学する

しいたけの人工栽培はいつから?歴史と最新の問題まで解説

↑ 上の写真は大分県の津久見市にある源兵衛翁の銅像です。しいたけの人工栽培はいつから始まった?日本と中国の歴史しいたけは、今ではスーパーで一年中手に入る身近な食材です。でも本来は、森の中のクヌギやコナラなどの倒木や枯れ木から自然に発生するき...
きのこを科学する

ランは菌なしでは生きられない?自然界の不思議な共生

ランときのこの菌の不思議な関係|菌根共生の世界ランといえば、美しい花を咲かせる観賞植物として人気です。でも、ランは「ただ土に植えれば育つ植物」ではありません。実は、ランの種子は発芽するのに「きのこの菌の助け」が必要なんです。これは「菌根共生...
きのこを科学する

きのこがいなかったら、地球は石炭だらけだった?

きのこがいなかったら、地球は石炭だらけだった?「きのこ」と聞くと食べ物のイメージが強いですが、実は地球の歴史を変えた“分解者”でもあります。特に木を分解する「木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)」の存在がなければ、私たちの地球は石炭だらけだっ...
きのこを科学する

トリュフが幻になった理由:菌根菌と農業の近代化

なぜトリュフは昔は豊作、今は希少?世界三大食材として有名な「トリュフ」。高級フレンチやイタリアンでは欠かせない、あの香り高い食材も、実は「きのこ」なんです。トリュフが幻の食材と呼ばれる理由を解説。菌根菌との共生、農業近代化、白色腐朽菌の進化...